「世の中を変えたいよ」とか、「この街を出たい」とか、「アタマガオカシイ」とか、
そんな、古今東西・洋邦を問わず、大昔から多くのロック・バンドたちにさんざん
言い尽くされてきたことを、2009年にもなって、恥ずかしげもなく歌っているバンド、ブルボンズくらいだ。
そして、今、そんな歌を、どうしようもなくリアルに、切実に響かせてしまうバンドも、ブルボンズくらいだ。
兵庫慎司 (ロッキング・オン/RO69)

ブルボンズ
『グリーンアルバム』

ROJR-0001 定価 ¥1,500+税
2009.11.11 リリース
廃盤商品
  • 1. グリーン
  • 2. ロックンロールスター
  • 3. 磁力と重力
  • 4. 夜よ、さよなら
  • 5. アタマガオカシイ

ディスクレヴュー

「グリーンアルバム」はこんなアルバムです

ロックンロールってなんだ。そこに「ただの音楽」以上の何があるんだ。どんな価値と、どんな意味と、どんな思想が存在しているから、俺はこんなにとりつかれてしまったんだ。
そんな、古今東西、ありとあらゆるミュージシャンが取っ組み合ってきたテーマに、ブルボンズも正面から対峙し続けている。だから、過去に、既にどこかの誰かが歌ったような、歌詞に書いたような、きいたことがあるような結論に辿り着くことになる。でもそこでブルボンズは、もう一回考えて、もう一回歌う。やはりまた、誰かが歌ったような結論に行き着く。でもそこでブルボンズは、さらにもう一回……って何度も何度も研磨した末に、「まだ結論ではありませんが、とりあえず今はこれです」と差し出された5曲。それがこの『グリーンアルバム』だ。というくらいしか、この5曲の、「ロックンロールの伝統から一歩もはみ出ていない」「でも退屈じゃない」「それどころかなんだかやたら新鮮に響く」感じを、説明することができない。
たとえどのような状態であろうと、自分が今生きているという事実を「あり」にするということ。そのための音楽がロックンロールであることを、『グリーンアルバム』を聴いていると、思い出す。(兵庫慎司/RO69)

プロフィール

ブルボンズ
vocal&guitar:タクミブルボン
vocal,harmonica&guitar:ブンブンブルボン
bass guitar:リョーピーブルボン
drum:ハットリブルボン
2003年1月結成。ボーカル&ギター1名、ボーカル・ハーモニカ&ギター1名、ベース・ギター1名、ドラム1名から成る4人組。NG3、サニーデイ・サービス、ZEPPET STORE、ASIAN KUNG-FU GENERATION等数々のバンドを輩出してきたUNDERFLOWER RECORDS内のパンク・レーベル、NO WONDER! RECORDS から、2005年に1stアルバム『絶望の果てに立ち、口笛を吹け』をリリース。タワーレコードJ-インディーズ・ウィークリーチャート第2位にチャートイン。翌2006年に同レーベルよりリリースした2ndアルバム『二度目の襲撃で口笛は止む』は、同チャートの1位に輝いた。2008年12月、《COUNTDOWN JACK》を投票3位で通過、「COUNTDOWN JAPAN 08/09幕張」に出演。RO69が立ち上げたインディ・レーベル、JACKMAN RECORDSの第1弾作品として、2009年11月11日、ミニ・アルバム『グリーンアルバム』をリリース!
ブルボンズ公式サイト http://www.bullbones.com/index.html