ものすごい中毒性。
淡々としてて、平熱で、危険きわまりない音楽です。 兵庫慎司 (ロッキング・オン/RO69)

イツキライカ
『ピンホール透過光』

ROJR-0023 定価 ¥1,500+税
2012.8.1 リリース
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ディスクレヴュー

この音に救われるロック・ファン、いっぱいいると思います

「RO69JACK」では、入賞したアーティストはライヴ映像を撮ってサイト上にアップし、それを観たみなさんからの投票を募って、その結果とRO69JACK製作委員会の推薦で優勝アーティストを決定する、ということをやっています。で、ただ映像だけアップするよりも、アーティストのプロフィールとかもちょっとはわかった方がいい、ということで、その映像収録の際に簡単なインタヴューを行って、それも一緒にアップするようにしています。というわけで、私、このイツキライカこと井戸健人にもインタヴューしたのですが、話をきいてちょっとびっくりした。基本的にこのコンテスト、みなさんとにかくフェスに出たいから参加するんだけど、イツキライカ、そうではなかったのだ。優勝するとCDをリリースできる、その制作費として100万円を提供される、そっちを目当てに応募したと。京都でスーパーノアというバンドをやっているんだけど(あとで調べたら相当しっかりやっているバンドで、地元では知られた存在でした)、ソロで、ひとりですみずみまですべて自分の思うように作品を作ってみたくて作り始めたら、途中で制作費がなくなってしまったと。で、続きを作りたくて、100万円提供のことを知って、応募したと。そんな応募者、これまでいなかったので、びっくりしたのでした。いや、いてもいいんですが。
で、映像収録時に、ひとりきりのライヴを観て、ぶったまげて、優勝後、COUNTDOWN JAPAN出演時のバンド編成によるライヴを観てまたぶったまげて、そしてこの完成したミニ・アルバム『ピンホール透過光』を聴いて、さらにぶったまげました、私。なんじゃこれ。やっばあ。シンプルで、スカスカしてて、簡潔で、甘く、やわらかく、美しく、そして、はてしなく危険。えーと、あれ1997年とかだからもう15年前になるのか、初めてくるりを聴いた時のことを思い出しました。似てるってことじゃありません。いや、似てなくはないか。ないけど、真似しているのではない。人種とか頭ん中が、もともと岸田繁と近い人で、だからアウトプットのしかたにリンクするところがあった、ということなんだと思う。
とりあえず、メロディそのものにも、そのメロディに対する言葉ののっけかたにも、その言葉で描いている世界自体にも、「ちゃんとしすぎない」と「ラフでいいってもんじゃない」の間の絶妙なところで成立しているサウンド・プロダクトにも、もういちいち才能がほとばしっている7曲です。(兵庫慎司/RO69)

プロフィール

イツキライカ
京都を中心に活動しているバンド、スーパーノアのヴォーカル&ギター、井戸健人のソロ・ユニットが、このイツキライカです。スーパーノアでは過去に全国流通の音源をリリースしたり、ツアーを行ったりもしていますが、このイツキライカは始めたばかりで、というか正確に言うと「始めかけた」くらいでRO69JACKに応募したような状態で、なので当然、この『ピンホール透過光』が初めての作品なわけですが、それが信じられないほどの巨大な才能が、ここでは鳴っています。おすすめです!
イツキライカ 公式サイト http://itsukiraika.com/

ムービー

COUNTDOWN JAPAN 11/12 出演映像
RO69JACK 11/12 ライヴ収録映像