ロックンロールってすげえ。
という、ピュアな興奮が、そのまんま音になっている。
で、それ、明らかに、誰にでもできることではないと思う。兵庫慎司 (ロッキング・オン/RO69)
という、ピュアな興奮が、そのまんま音になっている。
で、それ、明らかに、誰にでもできることではないと思う。兵庫慎司 (ロッキング・オン/RO69)
うすしお
『塩をかける、少々。』
ディスクレヴュー
うわ、ほんとにロックンロールだ。と驚く全6曲
この、東京都町田市の大学生たちによるバンド、演奏技術でいうと、結構、つたないです。たよりなくもあります。で、そんなバンドでありながら優勝を勝ち取った、その理由を表しているのが、この6曲です。聴いていると、つくづくそう思う。かっこええ。技術は、つまり手や足は、まだ自分たちのやりたいことに追いついていないけど、一番大事なマインドの部分では、それが何かを本能的にわかっている。なので、ところどころコケてるけど、そのコケ方がありになる、そんな鳴り方をしている。だから、かっこいい。ということなのだと思います。とにかく、勢いとノリがハンパじゃない。で、たとえばラウド系のバンドみたいに「すんごい爆音」だったり、パンク系のバンドみたいに「すんごい速い」とかじゃない、オーソドックスでオールド・スタイルで結構音がスカスカだったりするロックンロール・バンドでありながら「勢いとノリがハンパじゃない」のって、よく考えたら、すごいことだと思う。というか、ほかにいないと思う。
特に、ボーカルのこっけ。歌えるなあ、こいつ。1曲に最低1回は必ず、声がまさに「ロックンロールの領域」に突入しています。 あとふたつ。全体に、こっけが神と崇める奥田民生の影響、モロに出ているアルバムだけど、民生ファン歴26年の私が聴いても、そのモロな感じがイヤじゃない。むしろ好ましい。というのは、相当なアドバンテージだと思う。
それから、大事な大事な己の初全国流通音源に、こんなタイトルをつけるセンス、とても信用できます。(兵庫慎司/RO69)
プロフィール
うすしお
ボーカル&ギター:こっけ
ギター:せいご
ベース:こみ
ドラム:あきら
2007年、同じ大学の同級生で「うすしお」を結成。2008年6月に現メンバー編成~ギターボーカル・こっけ/ギター・せいご/ベース・こみ/ドラム・あきら~になる。ボーカル&ギター:こっけ
ギター:せいご
ベース:こみ
ドラム:あきら
2009年1月、都内を中心に本格的にライブ活動を始める。
2009年12月、ロッキング・オンの音楽情報サイト「RO69」のアマチュア・アーティスト・コンテスト「RO69JACK 09/10」において、一次選考通過アーティスト200組の中からユーザー投票1位を獲得し優勝。COUNTDOWN JAPAN 09/10のステージに立つ。
2010年12月8日、フェス出演から約一年、満を持して<JACKMAN RECORDS>より、ミニ・アルバムをリリース!
うすしお 公式サイト http://shiomild.web.fc2.com/